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​エミリ・ペリエ

「ね、じゃあ今から遊びましょう! 仲良くするのは大事です!」

ごめんなさい。私、治らないんです……。そんな事は言えない。言えやしないんです。

「怒ってくれてありがとうございます」

嘘になったらごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。

トア君に出会って。ステラナイトになって。

私は一つでも成し遂げれるものを見つけて。それだけでいいと私すら諦めた私を諦めないでくれるんですね……

「すき、すき……すき、なんです……トア君……あなたが…すき……」

純粋でゆるふわな女の子

元気で天真爛漫。その実それはシースの前だけで実際は人見知りな病弱。

心臓と肺に病気を抱えていて医者の見立てだとそう長くは生きれないと言われていた。なんとか学校は通ってはいたがいつ発作で死んでもおかしくない。

そういった環境で死ぬだけしか出来ないと思っていたのにシースに出会い、世界を守り、願いを叶えられる権利を得て即やると飛びついた。このまま世界の何も知らず、見ずに死ぬのだけは嫌だと思ったから。

シースのトア君と共に過ごすうちに希望を多く胸に抱えるようなり、彼に無自覚に惹かれ、理想の相手になりたい!と突っ走るようなった。

​いつ死んでもいいように。そう心掛けて生きていたが、恋した相手が自分を繋ぎとめる事により、もっと先の未来を願うようになった。

 

『あなたの翼に私はなります。共に広い空の果てを目指す為、私は戦います!』

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