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​シオン=ステッレ

 一人にしておけなくて何度も突撃するし、

 今も一緒に無理やりでも連れ出す。

 それが私のやり方

 「うっ。それこそやってみないとわからない……よ!
 やる前から諦めたら何も出来ないもーんだ!」
  ──────べつに、いいよ。
      ……アルカ君ならいい。
「なんで、こんな世界を まもって
 いるん ダッケ……?」
 ────だからこそ、この言葉を受取れるのは
​ “私”じゃない気がしてきてしまったんだ。
「も……わた、し……は、あなたの、しる……“シオン”じゃ……ない」
「……傷つかない世界を、“私が”作れるのかな」
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 特に何があるわけでなく。優しい両親、祖母に囲まれ幸せに暮らしていた元気でふわふわした女の子。

 特にトラウマもなく、まっすぐで影がなかった。

 ぬいぐるみが大好きでよく収集している。

 特別な理由なんてない。なくても世界の為に、誰かの為に戦うよって決意出来る位芯は強い子。特別な理由がなくたって世界を守りたいが理由に出来る。

 相棒のシースのアルカ君は大事な相棒で放っておけない存在。何度も手をさしだしているし、お母さんの事が心配で何度も添い寝に突撃している(何もない)

 無茶をしがち。それで無理をしてフラグを踏んでエクリプスにおちてしまった。

 

 段々世界が変わってしまったように感じて普通だからこそ恐れ、普通だからこそ綺麗だった心をおとしてしまった。

 ロアテラの支配から外れてももう、前のように戻れないと苦悩し続ける事になる。

 世界を、女神を疑わず純粋なままではなくなったけどそれはある意味大人に近づいたともいえるのかもしれない。

​ 消えたいくらい苦しかったけれどアルカ君が引き止めてくれたので側に居続けたいという心のまま、もう戦わずお互いが傷つかない世界を創っていくことにした。

『 私は、世界と戦う。いざゆかん。戦いの地に──── 』
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