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​魏 萌羽

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私の必要とされる場所を維持しなくては
私が居れる場所で確固たる地位を得なくては
      そうしないと、私は─────…

はわああああああ~!!

陛下が、もし寂しそうにしていらしたら

……どうかお声だけでもかけて下さったら嬉しいですわ。

柳青殿だって、それをお望みでしょう?

私は 皇貴妃の座には相応しくありません
降りる事を宣言します。

私の為を思って裏切った貴方より、

自分の為に裏切った私の方が罪深い。

───……あなたは、私を……
      好いて下さっているのですの……?

 私も会いたかったです
  我也想相会

私が何か変われたのなら、

きっとその全てのおかげですわ。

 柳青さん。私はもう妃でないのでやっと言えるんです。
 私の居場所は陛下の隣でも、他のどこでもなんでもありません。

 貴方の隣が私が居たい場所なんです。

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■名前:魏 萌羽(ギ マンユゥ/たか もえは)
■年齢:16
■設定:

隣国から嫁いで来た妃。称号は魏妃
名家の娘で姉もその国での寵姫。多くの富を持ち、金の力で嫁いで来た等々言われることもある。
比較的新参者。まだこの地で立場を確立出来るほどの日々は流れていない。

姉は阿片まで使用してしまった毒花であるが、萌羽はいたって純粋で優しくて気が弱い女の子。

姉様のようにならねば、期待に応えねばと半ば強迫観念のように思い込んでいた。

そうしなければ自分の居場所がなくなって世界が壊れる気までしていた。

皇帝陛下と家族になってみたかったけれど、怪しすぎた上に姉様のようにふるまおうとしていた自分とは歩み寄りが出来ず、すれ違い、体を重ねることもないままになった。

柳青さんは家としては監視されていたけれど、個人としては暖かな交流をしていた。優しくあってほしいという言葉に自分が認められた気がして、優しくしてくれるのが嬉しいのもありほんのり惹かれていた。

皇帝の妃という立場上それは微かな物であった。

毒を手にして自分の居場所をなくしてしまう、と追い詰められてわずかながら安嬪に使ってしまった。

その後彼女が亡くなってしまってひどい罪悪感に襲われる事となる。

姉の策略のお茶会の場で姉の影を振り払い、自白することで姉の企みを全て潰した。

冷宮で再会した柳青さんやそれまで貰った言葉で、抱えながら生きることを決意

愛されているとわかり、自分を信じてくれた相手を自分もまた、愛していると自覚して手を離さないと決意することとなった。

最終的に国外追放となり、女官と愛する者と共に一から生きていくこととなった。

​身長154cm 隠れてるが胸はある

裏設定

・ぽやぽやしているようだし実際鈍いけれどさほど天然ではない。

・泣きそうには何度もなったが実は一回しかちゃんと泣いたシーンがない。わりと泣かない強い子であった。

・順応力が高いのは実は姉が幼少期放置させてた時蔵に閉じ込めたり家の隅においやったりともっと過酷な状況下で生きていたことがある、というわりと洒落にならない理由がある。

・子ども心にそれを遊びととってきゃっきゃしていたのでわりと、強いというか鈍い

・姉は女としての嫉妬心をぶつけていた感じ。人の視線を妹に取られるのは我慢ならなかった生粋の我がままお嬢様

・弟は普通にいい子。気づかないまま巻き込まれてわりと不運

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