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クルト 

「ジェーニスー。こら、こんなとこで一人寝てたら襲われるぞー。

 男は狼だぞー。がおー」

「…ごめんな」

願いをかけれるとしたら、どうか、どうかこの子だけは元気で。

生を全うしてほしい。幸せになってほしい。

「父さん、貴方の背中は大きすぎる……」

「……俺をこの世界に引き止めてくれるのは

 ジェニスだよ」

「俺が俺として生きるための道しるべとして、俺には君が支えなんだ。ずっと、今も――

 ……格好悪い話だろ」

俺は信じる。
 

楽天家な冒険家。現在は大学生。

下の階梯に住んでいたので普通の人間ではあるがネイバーでもある。

ある日突然住んでいた階梯が崩落をし、奇跡的に生き延びた。それは憧れている冒険家の父親がステラナイトとして戦い、負けたことを意味していると思ってる。

事実は父はエクリプスとなり、勝利をおさめ崩落を招いた張本人である事はまだ知らない。

幼馴染のシースとは兄と妹のような関係で自分の事をお兄ちゃんと自分でいって保護者顔している。

彼女の事は大事に思っており、故郷も家族も何もかも失くした後の精神的支えとなっている。

今の彼女の邪魔になっていないか心配だったが、そうでないとわかり、改めて側で守って幸せにしてやろうと誓っている。

​いつか住んでいた場所を取り戻し、一緒に帰るのが目標

『かつての場所、俺たちの生まれて来た場所。

 それを取り戻すため俺は戦う。

 そして大事な人を守りぬく。

 いざ花咲く地に召喚せよ!女神よ!』

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